ドライマウスQ&A
  (34-49)

Q 34:唾液分泌促進薬のサリグレン・エボザック(セビメリン塩酸塩)やサラジェン(ピロカルピン塩酸塩)が効かないのですが?
A 34:唾液腺自体があまり多く残っていない場合などは効きにくいこともあります。4〜8 週間継続して効果がなければ、医師と相談して別の治療法に変更されるのもよいと思います。

Q 35:保湿ジェルは口腔乾燥にどうよいのですか?
A 35:保湿ジェルは、口腔内に塗る保湿剤です。唾液が出るわけではありませんが、ジェルが口内を潤して、乾燥を感じないようにしてくれます。しかし、効果の持続時間は2〜3 時間ですので何度か塗ることが必要ですし、お話をされる際はネバつく場合もあります。

Q 36:保湿ジェルとサリグレン・エボザック(セビメリン塩酸塩)あるいはサラジェン(ピロカルピン塩酸塩)を一緒に使ってもよいですか?
A 36:サリグレン等は唾液を分泌させる薬です。一方、保湿ジェルは乾きをジェルで潤すものですので、一方で十分な効果が得られない場合は一緒に使ってもよいと思います。特に併用しても悪い作用をすることはありません。

Q 37:唾液分泌促進薬を一時期中止しましたが、口腔乾燥症はひどくなるのですか?
A 37:サリグレン等は唾液腺を刺激する薬剤ですので、中止すると再び口腔乾燥が出てくる可能性があります。しかし、中止することで口腔乾燥症がひどくなることはありません。

Q 38:口腔乾燥症は進行するのですか?
A 38:口腔乾燥の原因によって様々です。高齢による機能の減退や、薬剤性で薬剤の量が増えた場合には、口腔乾燥はひどくなる可能性があります。受診者によってその原因は複合的で様々ですので、医師とご相談されるのがよいと思います。

Q 39:口腔乾燥で日常気をつけることを教えてください。
A 39:口が乾くと、喉が痛くなったり虫歯が発生したりしやすくなります。歯磨きなどで口腔内の清潔を心がけ、水などで口の中を潤しましょう。

Q 40:塩からいもの(塩分)は口腔乾燥に悪いのですか?
A 40:塩分は特に口腔乾燥に悪いことはありません。ただし取りすぎると口が乾き、長期間の摂取は高血圧や脳卒中などになるので注意してください。

Q 41:甘いもの(糖分)は口腔乾燥に悪いのですか?
A 41:甘いものは虫歯を増やしてしまいます。口腔乾燥がひどくなることはありませんが、虫歯が悪化してしまう場合もあるかもしれません。

Q 42:口が乾いていると、そのうち目も乾いてくるのですか?
A 42:口が乾いているから眼も乾くということはありません。しかし、シェーグレン症候群などでは、眼と口が同時に乾燥することがありますので、口の乾燥の原因を調べることが大切です。

Q 43:水を飲めば口の乾きはよくなりますか?
A 43:口の乾燥は、水分の減少と粘液の減少によって感じます。水は水分の減少を補いますが、粘液が減少すると乾燥をすぐに感じてしまうことになります。粘液が減少していない口腔乾燥症では、水で充分な場合もあります。

Q 44:年齢と口腔乾燥は関係がありますか?
A 44:高齢になると唾液分泌機能が低下して、口が乾くことが多くなると言われています。しかし、シェーグレン症候群やその他の疾患でも口腔乾燥がある場合もありますので、原因の調査をする必要があります。

Q 45:漢方薬はどういう効果で効くのですか?
A 45:全身の状態や体質を改善することで水のバランスを改善したり、粘液を徐々に分泌させたりして改善するといわれていますが、詳しい作用は明確となっていません。

Q 46:夜、目が覚めるのと口の乾燥は関係がありますか?
A 46:口腔乾燥の患者様には、口呼吸等が原因で夜に口が乾いて目が覚めるということがよくあります。枕もとに水やお茶などを置いて寝ることもあるようですので、原因の調査をお勧めします。

Q 47:目と口が一緒に乾くのはよくあることですか?
A 47:シェーグレン症候群という、眼と口が一緒に乾く病気があります。その他、緊張するとそうなるなど原因は様々ありますので、診察をお勧めします。

Q 48:痩せていると口が乾きますか?
A 48:痩せていることと、口の乾燥は関係ありません。

Q 49:汗は良く出ますが、口が乾くのはなぜですか?
A 49:汗が出ると、体の水分が減りますので、唾液に使う水分が不足している可能性があります。

   
<<BACK NEXT>>
 
Copyright (c) 2002 DRY MOUTH SOCIETY IN JAPAN All Right Reserved
s